はり・きゅう 縁月
大阪・藤井寺ではりきゅう・インディバなら「縁月」へ
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人間の身体というのは、時々刻々と変化し続ける非常にデリケートな作りになっています。
鍼治療の中には、刺さずに皮膚表面に当てるだけの鍼や、
接触すらせずに翳(かざ)すようにして使う鍼などもあり、
そんな治療法が存在する理由は、人間の身体がそれだけ繊細に変化する為です。
ですので、処置を施すツボというのは、毎回慎重に選ばなければなりません。
そして、その位置、大きさ、深さ、角度など、その日その瞬間のツボの構造を丁寧に探らなければいけない。
そのようにして導き出したまさに「一点」に丁寧に術を施す。
効いた効かなかったの判断はその上で初めて成り立つものです。
慎重さと丁寧さを欠いた施術では正確な効果判定ができません。
正確な効果判定ができなければ、それだけ無駄も多くなります。
そしてその無駄のツケを払うのは患者さんという理不尽が起こってしまう。
私は一回の治療時にたくさんの鍼を打つことはしません。
1本から、多くても3本までです。
その理由は、一つ一つの処置の効果判定を正確に行い、一回一回の治療を曖昧なままに終わらせない為です。
シンプルに、それを慎重に、丁寧に、本当に価値のある鍼を一本立てる。
それが、縁月の鍼治療です。
鍼灸治療において最もあってはならないことは、誤診です。
正確な診断をして最も効果が期待できるツボを選ぶ為には、不調の根本原因を探り、そのメカニズムを明らかにする為に様々な角度から情報収集をする必要があります。
その為、縁月では東洋医学の診察法である※四診(望診・聞診・問診・切診)を採用し、特に初診時には60分から90分ほどの時間かけ、ていねいに診察していきます。
※四診(ししん)
・望診(ぼうしん):全身の気血の状態が反映される、顔の色艶、爪や皮膚の状態などを診察します。
・聞診(ぶんしん):主に音を聞く診察で、声の大きさや力強さの程度などから心身の状態を分析していきます。
・問診(もんしん):予診票を元に、患者さんの今お困りの症状や生活習慣、過去に経験した病気やケガなどについてお聞きします。
・切診:(せっしん):切るという文字を見ると物騒な気がしますが、一般的に言う触診だと思って下さい。脈診や腹診、背中のツボの診察の背候診など、各経絡やツボに触れて状態を確認する診察法です。
一回の治療で使用する鍼の本数は1~3本です。
つまり、一か所から三か所程度にしか鍼を刺さないということですね。
厳選したツボにのみ丁寧に施術することで効果を集中させ、またその効果がどの程度であったかを正確に判定することができ、治療の無駄を減らすことができます。
鍼治療は刺入するばかりではありません。
小児や妊娠中の方、刺す鍼が苦手な方に多用しますが、
診察の結果刺さない鍼の方が効果が期待できるという場合もあります。
01
予診票の記入(約20分~30分)
02
問診(約30分~40分)
03
舌脈診、ツボの診察(約10分)
04
鍼灸治療(約10分~30分)
05
ベッドで休息(約15分)
06
お会計・次回予約
全ての時間を合わせると、初診時には2時間から2時間半程度かかることがあります。お時間に余裕を持ってご来院ください。
尚、再診におきましては、診察、治療を含めて60分~90分程度のお時間を頂戴しております。